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VOL.846 2025.09.10
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2025年度下半期版 ベトナムTOP50社データブック 販売開始!

データ更新:2025年7月
財務諸表更新:2025年3月
ページ数:100ページ
書籍ファイル:セキュアHTML(印刷・コピー等制限オンライン版)
価格:180万VND (VAT込・ベトナム国内) / 9800円 (ベトナム国外)

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ジェマディプト港湾海運[GMD]は・・・住友商事系企業が出資する大手物流港湾会社。北部・中部・南部の各圏域にある河川港や内陸通関基地(ICD)から深水港に至るまでを含む大規模なネットワークを保有・運営。2024年のコンテナ取扱量は440万TEUで、全国の取扱量全体の15%を占めた。
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Contents
  •  航空業界、Q2に力強く回復 新興航空会社の登場で競争激化へ
  •  週間☆アクセス数上位ランキング!
    特集(2025年09月01日~2025年09月07日)
  •  今週の銘柄評価
    軍隊銀行[MBB]
  •  編集後記
    「国境の街・モンカイを歩く」

1. 航空業界、Q2に力強く回復 新興航空会社の登場で競争激化へ

 2025年4~6月の航空業界は力強い回復を見せた。市場需要の拡大、燃料価格の下落、外国人旅行者の増加を背景に、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)やベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)など大手航空会社は前年同期比で大幅な増益を達成した。空港運営や免税店などの関連企業も好調で、業界全体が活気を取り戻している。

 さらに、新規参入企業として観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)傘下の航空会社サン・フーコック・エアウェイズ(Sun PhuQuoc Airways=SPA)が年内の就航に向けて準備を加速しており、市場競争の激化が予想される。

 大手航空会社、需要回復と燃料安で業績急拡大

 HVNは同期も市場をリードし、売上高は前年同期比+14%増の27兆9690億VND(約1550億円)、親会社株主帰属利益は同3倍超の2兆8230億VND(約157億円)となった。2四半期連続で親会社株主帰属利益が2兆5000億VND(約139億円)を超えたことになる。

・・・<続きはサイトでご覧ください>(記事本文には、2025年4~6月の航空/空港業界12社の業績のチャートあり)

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2. 週間☆アクセス数上位ランキング!(2025年09月01日~2025年09月07日)

 このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報(www.viet-kabu.com)のアクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 ビンファスト、世界初のレベル4自動運転車を量産へ 米テンサーと提携

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)が米シリコンバレー拠点のテンサー(Tensor)と協業し、自動運転車「テンサー・ロボカー(Tensor Robocar)」をハイフォン工場で生産・組立する。

 これは世界初のレベル4自動運転車の市販モデルで、個人が購入して利用できる。

 「テンサー・ロボカー」の特徴

 同車は自動運転専用に開発され、カメラ37台、レーザー光を使った距離計測装置(LiDAR)5基、レーダー11基を含む100以上のセンサーを搭載。自動運転モードではステアリングやアクセル・ブレーキペダルを格納できる。

・・・<続きはサイトでご覧ください


2 位 ビンファスト、Q2売上急伸と販売多様化 収益改善への取り組み

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)は4日、2025年4~6月の未監査業績を発表した。世界全体で電気自動車(EV)と二輪EVの販売が大幅に伸び、売上高は前年同期比でほぼ倍増したものの、赤字額は依然として大きい。

 従来の販売をけん引してきたビンファスト製EV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)への依存が低下し、消費者向け(B2C)販売の拡大が鮮明になった。

■販売実績と売上高

 同期のEV納車台数は3万5837台で、前期とほぼ同水準ながら前年同期比では2.7倍超となった。1~6月期は7万2167台と前年同期比3.2倍超に増加した。

・・・<続きはサイトでご覧ください

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3. 今週の銘柄評価

※「今週の銘柄評価」は証券会社独自の見解に基づくものであり、実際の投資判断はご自身で行ってください。

※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」に掲載した一部を「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだだものを掲載しています。

●グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/members/vietnam/index.html
●「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さ い。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php

ベトナム現地証券会社による今週の銘柄評価・軍隊銀行[MBB]
(2025年09月10日 発行ベトナム株通信 第5652号)
軍隊銀行[MBB]■―高成長と割安感に注目、投資評価「買い」― 

 BIDV証券[BSI](BIDV Securities)は国防省系企業が株主の民間銀行である軍隊銀行[MBB](Military Bank)株の理論株価を1株3万2000VND(約179円)と評価し、投資評価を「買い(Buy)」とした。

 2025年業績見通しは、経常収益が前年比+22.0%増の67兆5320億VND(約3800億円)、税引前利益が同+13.7%増の32兆7860億VND(約1830億円)、1株当たり利益(EPS)が3785VND(約21円)と予想されている。

 投資論点:MBB株の魅力

・幅広い顧客基盤とデジタル化の進展を背景に、CASA比率(預金全体に占める当座・普通預金の比率)の拡大と高水準のNIM(純金利マージン)を維持できる見通し。

・今後3年間は平均+26%の貸付成長を見込み、総資産利益率(ROA)は1.9%超、株主資本利益率(ROE)は20%超と、大手銀行の中でも高い収益性を維持すると予想される。

・株価純資産倍率(PBR)は1.3倍と競合より低く、依然として割安感がある。デジタル資産事業の展開、外資持株比率の上限引き上げ、増資、子会社Mクレジット(MCredit)の新規株式公開(IPO)などが株価のカタリストとなる可能性がある。






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4. 編集後記

 毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「編集後記」。
 今週はJoより、「国境の街・モンカイを歩く」のお話です。

 2024年9月にベトナム最東端のクアンニン省モンカイを訪れました。川をはさんで中国・広西チワン族自治区東興市と向かい合うこの町は、古くから交易の拠点です。国交正常化後に国境経済区として整備が進み、今も人や物が絶えず行き交う国境ならではの活気を感じました。

 国境ゲートを2か所訪ねました。ひとつは旅客用のメインゲートで、人々が行き交う熱気に満ちていました。もうひとつは貨物専用のようで、大型トレーラーが砂埃を巻き上げながらひっきりなしに通過していました。旅客と物流、それぞれのゲートで全く違う空気が流れていたのが印象的でした。

 モンカイにはヌクマム工場もあります。ここで作られるのは、sá sùng(サスン)と呼ばれる、日本では釣り餌などに使われるユムシを原料に使った珍しいヌクマムです。訪れた工場は建て替えられたばかりで、巨大な木製の発酵樽を見せてもらいました。オーナーの息子さんが日本で働いていることもあり、日本人だと伝えると大歓迎。ヌクマムを1本買うと「おまけにもう1本」と手渡してくれました。

 町の一角には中華料理店が20店ほど集まるエリアもあります。団体向けの大型店と個人向けの食堂が並び、大型店では席につくと熱湯の入ったボウルとトングがドンっと置かれました。何かと思っていると、食前に自分の箸や食器を熱湯で洗う「洗杯」という中国式の習慣でした。個人向けの食堂では手打ち麺や自家製の肉まん、家庭的な炒め物までどれもおいしかったです 。

 モンカイでは、中華料理店の席で出てきた熱湯で器を洗う「洗杯」に出会い、中国式の食文化を実感しました。さらに町外れの工場では、珍しい原料のサスンとヌクマムの大樽を見せてもらい、ヌクマムの深い旨味を味わいました。中国とベトナム、それぞれの味にふれられたのが、この国境の町らしい体験だったと思います。

photo by Jo
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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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